> 相手に近付く方法は
相手に近付く方法は
近付くの九基本とは
1. Seme 攻め 、攻め入る隙
2. Rhythm拍子(律動)を変えて
3. Angle 角度と方向を変えて 角度と方向を変えて、構えの隙が出来
4. Maai 間合いを変えて
5. 相手の困惑の仕方
6. Timing 時機と頃合いの合わせ
7. Kihaku気迫 ── (spirit) 気が抜ければ技も、気を殺す、、魂のこもっ た激しい力をいう、集中した激しい気力、気勢 相手 のに圧倒される、ある場面やある状況で、時に持続 する力であるのに対し、相手にぶつかる瞬時の気勢 をいうことが多い。
気の張り強い攻めを。
押されたら押し返す。
三つの挫き 『三挫法』。現在稱為『三殺法』── 殺其刀、殺其氣、殺其技。
(1) 刀を殺す
相手の刀を左右に押さえ、あるいは払い落とす等、相手に刀を自由に使用させないことです。
(2) 技を殺す
相手に対し、先の気構えで望み鋭く打突をかけ、相手の力を防御に専念させ、技を施すいとまを与えぬことです。
(3) 気を殺す
(1) 及び (2) を繰り返し、攻勢の態度を崩さず、機先を制し、相手の起こり頭を押さえる等、常に先手を示し、相手の気を奪ってしまうことです。
勝機が得られる
気位について
気位...とは、気合と同じく心の働きであるが、異なるものなので注意が必要である。
気位とは長い修行の結果、剣風円熟して初めて出来上がる境界である。悪魔もものともせず、金鉄をも両断するほどの意気自信によって、不撓不屈・不疑不惑の精神が確立し、これが外に現れて雄大尊厳にして侵し難い威風を生じ、この威風が相手に映って乗ずる隙を与えず、異様な圧迫を感じさせて自然と相手の心に種々の変化を生じさせて、無為自然のうちに打突出来る状態をいうものである。
これを細説して3つに分けることができる。
1.我が心を以って敵の心(策略)を塞ぐ(抑え挫く)
2.敵の惰気(くじけた心)を撃つ。
3.敵の惑(恐怖疑念の念の生じたところ)を撃つ。
前述の自信は自尊自重の意で、自負心とは異なり自負は剣の道に最も戒むべきものである。